地方独立行政法人 京都市産業技術研究所
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高分子系チーム(チームマップ)

担当者

チーム特色・内容

高分子系チームはプラスチックやゴム等の高分子材料,複合材料等の技術分野,漆や合成樹脂塗料と塗装に関する技術分野,漆工技術に加え,漆器デザインに関する業務を行っている,全国でも珍しい近畿圏で唯一の機関です。対象業界は,化学工業製品等製造業,機械器具・電気電子機械部品製造業などの近代産業,また伝統産業である京漆器,京仏壇,彩色や修復関連など多種多様な業界です。

セルロースナノファイバー

プラスチックに様々な素材を複合化することにより,プラスチック材料の高性能化,高機能化を目指しています。 複合している素材は,ナノ素材としてセルロースや粘土鉱物,高性能プラスチック,導電性・熱伝導性材料があります。

プラスチック発泡体の断面

プラスチックの発泡成形は,プラスチックに無数の細かな気泡を含ませ,軽量性,断熱性,緩衝性,絶縁性,吸音性などを向上させる技術で,幅広い分野で用いられています。当チームでは,環境への影響の少ない方法によるプラスチック発泡体製造技術や,発泡体の気泡構造や断熱性などの物性評価方法について相談や研究などを行っています。

漆類の試験塗膜群

塗料の多くは石油から作られ,塗るときにはシンナーや乾燥させるときには熱が必要なときもあり,環境に負荷を与えることもあります。一方,漆という塗料はうるしの木から採取されます。酵素の働きで乾燥しますので,熱や塗るときのシンナーも必要ありません。つまり漆は木によって作られる環境にやさしい酵素反応型の塗料です。当チームでは漆に注目し,この漆の性能を向上させる研究(漆を変える)やこの漆をお手本としたこれまでにはない全く新しい塗料の開発(漆をつくる)を研究しています。

用語説明

ナノ素材
素材の大きさ,長さがナノメートル(10億分の1m(10-9m))の領域のもの

最近のチームトピックス

  • 平成25年10月に開催された第63回ネットワークポリマー講演討論会(合成樹脂工業協会主催)において,伊藤らによる「エポキシ樹脂の物理発泡成形における架橋点間分子量の影響」がベストポスタ-賞を受賞しました。
  • 京漆器は製作工程のほとんどが熟練した手仕事です。その技術を将来にどのように引き継ぐのかが課題になっています。京漆器の後継者育成を目的に,1975(昭和50)年から京都市伝統産業技術者研修(現在は伝統産業技術後継者育成研修)「漆工コース」を開講しています。これまでに延べ202名が修了し,その多くの方が京都で漆器製造関連の仕事や作家活動をしています。平成25年度の修了作品展では,5日間の開催で約600人の方が来場されました。

ご利用者向け

チームが担当する業務については「ご利用者向け」のページをご覧ください。

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